英語で「大丈夫」と言えば、中学生のときに英語の授業で習った「fine」を思い出すのではないでしょうか。
でも、「大丈夫」に相当する表現は「Fine」以外にもいろいろあります。
今回は、「fine」の使い方と、それ以外の「大丈夫」という表現をいくつか紹介します。
Fine
「Fine」と聞くと 「How are you」に対する回答を想像される方が多いと思いますが、どちらかというと「Fine」は誰かに心配された時に「大丈夫です」と相手を安心させるためによく使われます。
目上の人など誰に対しても使えます。
James:「I’m fine, just a little tired.」
ティファニー:「顔色が悪いけど、大丈夫?」
ジム:「大丈夫。ちょっと疲れているだけさ。」
Alright
「I’m fine」同様、誰かに心配された時に「大丈夫です」と相手を安心させるために使うフレーズです。
目上の人など誰に対しても使えます。
Rebecca:「Yes, he is alright. Come on in.」
サイモン:「ジャックに会いに来たんだけど、彼は大丈夫?」
レベッカ:「ええ。大丈夫よ。さぁ、中に入って。」
No worries
イギリス、オーストラリア、ニュージーランドで「いんだよ、気にしないで」という意味で、よく使われる言葉です。
ガジュアルな表現なので、友達や同僚などに使います。
Melissa: 「No worries!」
アンドリュー:「昨日の夜、電話するのを忘れていた。ごめん。」
メリッサ:「大丈夫、気にしないで。」
ちなみに・・・
学校で習った英語表現について、「ネイティブはそんな言い方はしないよ。」ということを言っている人たちがいますが、あまり気にしなくてもかまいません。
このサイトを読んでいるあなたは、そもそもネイティブではないですし、恐らく英語の初級者か中級者でしょう。
それくらいのレベルの英語学習者は、ネイティブと同じ言い方で話そうとして何も言えなくなってしまうよりも、間違ってもいいのでガンガン話すことを意識したほうが上達が速くなります。
あなた:「私はネイティブじゃないもんね。」
と割り切って、たくさん話した方が友達ができるし英語が上達します。
それに、言葉は時代とともに変化するので、今、よく使われている表現でも10年後には使われなくなっている可能生があります。
そうなると、今、得意げに使っている表現を10年後に使ったら「ネイティブはそんな言い方はしないんだよ。」と言われてしまうかもしれないですね。
だから、少し変な言い方になったり間違ったりすることを恐れずに、積極的にどんどん話すようにしましょう。