あなたは、
「やりたいことがあるけど自信がない」
「自信がなくて行動できない」
「もう少し自信が付いてからやってみよう」
と考えて、行動を先延ばしにすることはありますか?
私はあります。
というより、「自信がないから先延ばし」の名人でした。
「でした」と書いたのは、いろいろやってみるうちに「自信がない」というのは、先延ばしするための言い訳にすぎないことに気づいて、何とか行動するようになったからです。
行動する人は、自信があってもなくても関係なく行動します。
行動した後で、結果を見ながら次の行動内容を修正するわけです。
射撃に例えるなら
「構え、狙え、撃て」
ではなく、
「構え、撃て、狙え」
という順序です。
とりあえず撃ってみて、標的より下に着弾したら、次は少し上を狙って撃ってみる、という感じですね。
どうしてこんな話をする気になったかというと、PS-EXプロジェクトや翻訳講座で受講生の話を聞いてると、
「自信がないから、一人でもっと練習してから外国人と話してみる」
とか
「自信がないから、もっと勉強してから翻訳の仕事に挑戦する」
という人がすごく多いからです。
現実を言うと、いくら勉強しても完璧に準備しても自信は付きません。
自信は、行動した後で付いてくるものなんです。
英会話なら、自信がなくても外国人と話してみて、失敗をしながらでも何度も会話を試みているうちに自信が付いてきます。
翻訳の仕事なら、とりあえず仕事を始めてみて、3件、4件と仕事をこなしているうちに自信が付いてきます。
やってみる前に自信が付くということは絶対にありません。
ですので、「もう少し自信ができてからやってみよう」と考えていることがあるなら、今すぐ行動することをおすすめします。
自信は、行動した後で付いてきます。