感謝の気持ちを伝える英語表現は何かと聞かれて何を思いつきますか?
おそらく、ほとんどの人は「Thank you.」だけではないでしょうか?
日本語にも、感謝の言葉というと「ありがとうございます。」「心より感謝申し上げます。」など、いろいろな表現があります。
これと同じように、英語にも感謝を表す表現がいくつかあります。
英会話初心者のうちは「Thank you.」だけでもかまいませんが、少し上達してきたら別の表現も使いこなせるようになりたいものです。
そこで、この記事では「Thank you.」にも感謝の気持ちを表す英語表現を紹介します。
覚えるだけで簡単に使いこなすことができるので、ぜひあなたの英語フレーズに加えてください。
Thank you
ご存じのとおり、最もオーソドックスな「ありがとう」の表現です。
誰が相手のときでも使うことができます。
「Thank you」だけで言葉を終えるのではなく、何に対して「ありがとう」と言っているのか、「Thank you for~」と「for」を続けて言うことで理由を加えることができます。
より具体的な気持ちを伝えることができるので、ぜひ使いこなしたいものですね。
Thank you for the wonderful dinner.
素晴らしい夕食をありがとうございます。I can never thank you enough.
感謝してもしきれません。(最上級の「ありがとう」です)
Thanks
「ありがと」や「どうも」というニュアンスの、とてもカジュアルなフレーズです。
上司などの目上の人を相手ではなく、親しい関係の相手や同僚に使ってください。
Thanks for your message!
メッセージありがと!
Appreciate
「Thank you」よりも上品な感じで、日本語で言うなら「感謝します」といったニュアンスが伝わります。
これも会話でよく使われる表現です。丁寧な表現なので、先輩や上司にも問題なく使うことができます。
I appreciate your kindness.
あなたの優しさに感謝します。
Cheers
イギリスやオーストラリア、ニュージーランドなどのイギリス英語圏でネイティブがよく使うフレーズです。
スラングなので親しい間柄やプライベートな場面でしか使いません。目上の人に感謝の気持ちを伝えるときは、「Thank you for~」や「appreciate」を使うほうがいいでしょう。
ちなみに、「Cheers」は「バイバイ」や「乾杯」などの意味でも使われます。
Cheers mate!
ありがと!( “Mate”は「友達」、「仲間」といった意味です)
感謝の気持ちを英語で伝える
英会話に慣れるまでは、「Thank you for~」という表現だけに絞って使うのもいいと思います。
英語で話すことに慣れてきたら、「appreciate」も使いこなせるように練習してはいかがでしょうか。
なお、どの英語表現を使うにしても、一番大切なのは「感謝の気持ち」がしっかり伝わるように、うれしそうな表情や声で言うことです。
それだけ気を付ければ、多少、言い方を間違えていても、あなたの気持ちはしっかりと伝わるはずです。