質問があります。
英会話のレッスンを受けるとして、次のどちらの上達が早いと思いますか?
- 自分が話した英語の間違いをその都度、ネイティブに訂正してもらう。
- 間違った英語でも訂正せずに、どんどん話すように促してもらう。
よ~く考えてみてください。
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当たり前ですが、1ですよね~。
間違ったところを訂正してもらわなければ、いつまで経っても間違った英語を話し続けることになりますから。
というのはウソで、2の方が早く上達します。
理由はいくつかありますが、
- 間違える度にストップして修正されていたのでは、英語を話す量が少なくなってしまい、練習量が足りなくなる。
- いちいち間違いを指摘されていたら、間違えるのが怖くなって話せなくなる。
というのがあります。
特に、「間違えるのが怖くなって話せなくなる」というのは深刻です。
絶対に避けなければいけません。
少し考えてみると想像できますよね。
日本人と話しているときでも、言葉の間違いをいちいち指摘されたら、話すのが嫌になってしまうはずです。
それを英会話のときにやられたら、自分の英語は間違いだらけ、と潜在意識に刷り込まれてしまいます。
そうなると、正しい発音、正しい文法、適切な単語でなければ話せなくなってしまい何も言えなくなってしまいます。
逆に、少しくらい間違っていてもいいので、どんどん話すことを促されると、少しずつ自信が積み重ねられて、話すのが楽しくなってきます。
そうなると、もっと話したくなるので話す量が増えて上達が加速するわけです。
もちろん、自由に話す(アウトプット)ばかりで勉強(インプット)しなければ、カタコト英語を話し続けることになってしまいます。
だから、外国人と話すとき以外に、自分で文法や表現を覚える必要があります。
でも、外国人と話すときは、細かいことは気にせずに、たくさん話した方が「勝ち」なのです。