コラム

花見の英語はピクニック?

週末に妻のナオと二人で花見に行ってきました。

近所に花見で人気の公園があるのですが、今は新型コロナウイルス対策のために花見が禁止されています。

それに、新型コロナがなかったときでも、音楽を大きな音でかけて やかましい人が多いので、あまり好きではありませんでした。

妻も静かな場所が好きなので、私達がいつも行くのは、駅から離れていて、しかも車を停める場所がない秘密のスポットです。

近所に住んでいる人しか行かないので、いつも人が少ないし、酒を飲んで大騒ぎする人がいない、という私好みの場所なのです。

この「花見」は、英語にそのまま訳すとcherry blossom viewingです。

直訳すると「サクラの花の鑑賞」ですね。

でも、実際にサクラの花を熱心に観賞している人は、ほとんどいません。

サクラを遠目に見て、「ああ、きれいなあ」とは思うでしょうが、鑑賞が目的の人はいないように思います。

あくまで主役は飲み食いすることで、花を見るのは言い訳というイメージです。

だから、日本で言う花見は、英語ではpicnicの方が近いように思います。

Cambridge Dictionaryで調べてみても、picnicの定義として以下のように書かれています。

an occasion when you have an informal meal of sandwiches, etc. outside, or the food itself

やはりpicnicの方が近いのではないでしょうか。

ただ、picnicでは酒を飲んで騒ぐということはしないので、picnicとpartyの組み合わせ、というのが正解かもしれませんね。

以下に英会話ハイウェイから、花見に関する例文を紹介します。

In Japan, cherry blossoms bloom from late March to the start of May.

日本では、3月後半から5月の始めに桜の花が咲きます。

※「bloom」=咲く

At cherry blossom viewing, we gather with friends, family or colleagues and have a picnic and eat food while drinking alcohol and viewing the cherry blossoms.

花見では、友達や家族、会社の同僚が集まって、桜の花を見ながらお弁当を食べたりお酒を飲んだりして楽しみます。

※「gather」=集まる、「colleague」=同僚

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