学びを深めるプロセスを、いつも楽しいと感じながら進めることはできているでしょうか。
英語の習得や資格試験の対策、あるいは歴史の勉強など、新しい知識を身につけることは本来素晴らしい体験であるはずです。
たとえば、テレビの特集で知らない時代の裏話を聞いたり、歴史小説を読んで物語に没頭したりするのは、とても興味深いことですよね。
けれども、試験で点数を取るために人物の名前や年号を暗記する作業となると、どうしても「つまらない」と感じてしまうのが普通ではないでしょうか。
これは語学の学習においても同様です。
異文化に触れて現地の人と笑顔で会話を交わす場面を想像すれば楽しいものですが、そのために必要な単語の綴りや文法のルールを頭に叩き込む作業は、決して面白いとは言えません。
結局のところ、どのようなジャンルの勉強であっても、そこには必ず「楽しくない時間」がセットで付いてくるのです。
もし、この不都合な真実を無視して「努力せずに楽しみながら身につく特別な方法」を探し続けてしまうと、残念ながら答えのない迷路を彷徨うことになります。
ですので、まずは「勉強には地味で退屈な作業がどうしても含まれるものだ」と潔く受け入れてみてはいかがでしょうか。
そのうえで、一歩先へ進むためのマインドセットが必要になります。
それは「自分が本当に叶えたい夢を掴み取るためには、この退屈なステップを乗り越える必要がある」と自分を納得させることです。
ここで大切にしてほしいのが、設定する目標を「いつか英語ができればいいな」といった曖昧なものにしないことです。
たとえば「2027年の春にカナダへ渡って、一ヶ月間自分の力だけで旅をする」といった、具体的で心が弾むような計画を立ててみてください。
あるいは「英語を武器にして希望の部署へ異動し、給料を今の1.2倍にする」といった、生活に直結する生々しい目標でも構いません。
ゴールがぼんやりしていると、何に集中すべきかが判断できなくなり、海外旅行に行きたいだけなのに学術的なニュースを必死に読み続けるといった、目的と手段のズレが生じてしまいます。
何より、自分自身が「これを達成したい」と心から思える目標でない限り、やる気の炎を燃やし続けることは難しいでしょう。
もし、今あなたが「勉強が苦しくて続かない」と悩んでいるのであれば、次の2点を自分に言い聞かせてみてください。
「勉強には避けられない辛さがある」と認めること。
そして「その先にある、最高にワクワクする具体的なゴール」を決めることです。
この2つを意識するだけで、たとえ目の前の作業が楽しくなくても、足を止めずに継続できるようになるはずです。