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忘却曲線から読み解く!英語がスルスル身につく理想的な復習のタイミングとは

重なった本とクエスチョンマークのイラストを背景に、「なぜ英語が上達しない?」という文字が書かれたシンプルなアイキャッチ画像。

英会話講座や翻訳講座で、一生懸命に学習に取り組む方々を観察していると、スムーズに力がつく人とそうでない人の決定的な違いが見えてきます。

なかなか英語が身につかないと感じている人の多くは、復習にかける時間が圧倒的に足りていないようです。

勉強において復習が欠かせないということは、義務教育の時代からずっと言われ続けてきたことですよね。

それにもかかわらず後回しにされてしまうのは、やはり「新しいことを知る楽しさ」に比べて、同じことを繰り返す作業が退屈に感じられるからではないでしょうか。

あるいは、以前に学んだことを忘れてしまっている自分を直視したくない、という心理的な抵抗があるのかもしれません。

しかし、復習をおろそかにするということは、それまで積み上げてきた努力を自ら手放してしまうのと同じことなのです。

記憶の仕組みを説明する際に有名な「エビングハウスの忘却曲線」をご存知でしょうか。

特定の事柄を暗記した場合、人間は以下のようなペースで忘れていくことが証明されています。

  • 1日が経過した時点で、67パーセントを忘れてしまう。
  • 2日後には、72パーセントを忘れてしまう。
  • 6日が過ぎるころには、実に75パーセントもの内容が記憶から抜け落ちてしまう。

もちろん、英語は意味のある言語ですから、この実験結果ほど極端に忘れることはないかもしれません。

それでも、人間の脳が時間の経過とともに記憶を失っていくという事実は否定できないのです。

着実に実力をつけるためには、戦略的な復習がどうしても必要になります

効果が出やすいとされる復習のタイミングは、学習した日から数えて「1週間後」「2週間後」「4週間後」と言われています。

もちろんこれには個人差がありますので、自分は忘れやすいタイプだなと感じる方は、さらに回数を増やしたり期間を延ばしたりして調整してみてください。

「復習に時間を取られて、新しい勉強が進まない」と心配される方もいるかもしれませんが、心配はいりません。

回数を重ねるごとに脳への定着が進むため、1回にかかる復習時間はどんどん短くなっていくからです。

もしあなたが、学習時間のわりに上達を感じられないと悩んでいるのなら、その原因は復習不足にあるのかもしれません。

地道な作業に思えるかもしれませんが、何度も繰り返して記憶を定着させることが、結局は一番の近道になりますよ。

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