仕事から帰宅した後に勉強を頑張ろうとするけれど、なかなか手につかないという悩みを聞くことがよくあります。
これは特別なことではなく、多くの社会人がぶつかる壁ではないでしょうか。
そうなってしまう理由は、1日の業務を終えて帰宅したとき、体力的には余裕があるように感じても、実は脳がすっかり疲弊してしまっているからです。
その結果として、どうしても行動に移せなかったり、集中力が続かなかったりするわけです。
私自身も、「やらなきゃ」と思いながら、ついついYouTubeで動画を見てしまうことがあります。
正直にお伝えすると、こういったことは日常茶飯事です。
気合やカフェインでは解決できない脳の疲れ
もし頭にリセットボタンのようなものがあり、それを押すだけでスッキリした状態に戻れたら素晴らしいですよね。
しかし、現実にはそのような便利な機能は備わっていません。
また、眠気を覚ますためにコーヒーなどでカフェインを取っても、疲労困憊した脳がスッキリ回復した経験はありません。
やはり、一度脳が疲労してしまうと、精神力やカフェインの力だけでダメなのです。
夜が無理なら朝の時間を有効活用しよう
仕事の後に勉強が進まないなら、夜は潔く1時間ほど早く寝て、その分、朝早く起きてはどうでしょうか。
そして、その時間を学習にあてることをおすすめします。
朝起きた直後は、1日の中で最も頭がクリアな状態になっているため、学習が非常にスムーズに進みます。
もしかすると、「自分は夜型人間だから早起きは絶対に無理だ」と感じた方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、得意なはずの夜の時間帯に勉強ができないのであれば、自分は夜型であるという思い込みを一度捨ててみることも大切です。
朝と夜の特性に合わせた学習メニュー
人間の脳の仕組みとして、朝の時間帯は思考力や創造力が求められる学習に適していると言われています。
そのため、朝は文章を作るような勉強や、新しい分野の勉強など、頭を酷使する内容に取り組むのが効果的です。
オンライン英会話レッスンなどを受講している場合は、思い切って早朝のクラスを予約してみるのも良いでしょう。
一方で、夜の時間帯は暗記を中心とした学習に向いています。
何か新しいことを覚えた後は、すぐに眠りにつくほうが、記憶が脳に定着しやすいからです。
また、寝る前に論理的な思考が必要な勉強をしてしまうと、脳が覚醒して眠れなくなるというデメリットもあります。
そうは言っても、朝1時間も早く起きる自信がないという方もいらっしゃるはずです。
そのような場合は、朝に30分だけ頭を使う勉強をして、夜の30分を暗記の時間にするといったように、学習時間を分割してみるのも一つの方法です。
1日にどれくらいの時間を割り当てるにしても、最も重要なのは毎日少しずつでも継続することです。
ご自身のライフスタイルに合わせて、無理のない学習スケジュールを見つけてみてください。