勉強や仕事を始めても、なかなか集中できない。
「少し休憩しよう」と思ってスマホを触ったら、気づけば30分経っていた。
そんな経験はありませんか?
私は、かなりあります。
特に一人で仕事をしていると、誰かに仕事ぶりをチェックされているわけではありません。
そのため、少しぐらいサボっても誰にも怒られません。
「ちょっと休憩しよう」
「少し休んだほうが、その後の仕事がはかどるだろう」
そんなふうに自分に言い聞かせているうちに、休憩時間がどんどん長くなってしまうことがあります。
ひどいときには、10分仕事をしたら5分休憩。
20分仕事をしたら15分休憩。
これでは、いつまで経っても仕事が終わりません。
そこで私が使っているのが、キッチンタイマーです。
集中力を保つために「25分だけ仕事をする」
私が実践しているのは、「ポモドーロ・テクニック」と呼ばれる時間管理法です。
基本的には、一定時間集中して作業したあと、短い休憩を取るという方法です。
私の場合は、次のようにしています。
まず、タイマーを25分にセットします。
そして、その25分間は仕事に集中します。
途中で「ちょっと休憩したいな」と思っても、できるだけそのまま続けます。
25分経ったら、タイマーが鳴ります。
そこで仕事をいったん中断し、今度は5分間の休憩を取ります。
5分経ったら、再び25分間の作業。
そして、また5分休憩。
この「25分仕事+5分休憩」を繰り返します。
ポイントは、「疲れたら休む」のではなく、最初から仕事と休憩の時間を決めてしまうことです。
「あと10分」と分かれば、もう少し頑張れる
この方法を使ってみて、意外と便利だと感じたのが、残り時間が分かることです。
仕事をしていると、
「もう疲れたな」
「そろそろ休憩したいな」
と思うことがあります。
そんなときにタイマーを見ると、まだ10分しか経っていない。
すると、
「まだ10分しか過ぎていないのか。あと15分だけやろう」
と思えます。
「いつまで仕事を続ければいいのか分からない」という状態だと、集中力が続きません。
一方で、「あと○分」と分かっていれば、そこまで頑張ろうと考えやすくなります。
25分と時間が決まっているので、「何時間も集中しなければいけない」と考える必要もありません。
まずは25分だけ取り組めばいいのです。
これは、勉強を始めてもすぐに集中が切れてしまう人にも試しやすい方法だと思います。
ポモドーロ・テクニックの注意点
ただし、ポモドーロ・テクニックにも私なりに感じる弱点があります。
それは、5分間の休憩をきちんと終わらせることです。
「5分経ったら仕事に戻る」と決めているのですが、休憩を始めると別の誘惑が出てきます。
たとえばマンガです。
「5分だけ読もう」と思って読み始めたのに、5分経ったところで「もう少し読んほうがキリがいい」と考えてしまいます。
YouTube動画も同じです。
「1本だけ見よう」と思ったはずなのに、関連動画が気になって、いつの間にか休憩時間が大幅に延びてしまうことがあります。
これでは、せっかく時間を区切っている意味がありません。
休憩中のルールを決めておく
そこで、ポモドーロ・テクニックを使うなら、休憩時間に何をするかも決めておくことをおすすめします。
たとえば、
- スマートフォンを見ない
- YouTubeを見ない
- マンガを読まない
- 仕事とは関係のないサイトを開かない
といったルールです。
代わりに、席を立って軽く体を動かしたり、飲み物を飲んだり、何もせずに目を休ませたりします。
重要なのは、「休憩を楽しむこと」よりも、「予定どおり仕事に戻れる休憩にすること」です。
勉強や仕事に集中できないなら、まず25分試してみる
集中力が続かないとき、気合いや根性だけで何とかしようとすると疲れてしまいます。
それよりも、「25分だけやる」というように、作業時間をあらかじめ区切ってしまうほうが取り組みやすくなります。
特に、
「仕事を始めてもすぐ休憩してしまう」
「勉強しようと思ってもスマホを見てしまう」
「集中したいのに、なかなか作業に取りかかれない」
という人には、一度試してみる価値があります。
キッチンタイマーがあれば、すぐに始められます。
最初から長時間集中しようとする必要はありません。
まずは25分だけ、目の前の仕事や勉強に取り組んでみてください。
そして5分休憩したら、もう一度25分。
「長時間集中する」のではなく、「短い集中を何度も繰り返す」と考えると、仕事や勉強に取り組むハードルも下げやすくなります。
集中力が続かなくて困っているなら、ぜひ一度、ポモドーロ・テクニックを試してみてください。