「毎日が忙しすぎて、勉強する余裕なんてない」
そんなふうに思ったことはありませんか?
実際、私が主催する英会話講座や翻訳講座の参加を検討している方の多くが、まず最初に口にするのがこの悩みです。
「やる気はあるけれど、時間が取れなかったらどうしよう」
そんな不安を抱えている方は少なくありません。
以前、仕事を2つこなしながら、幼児と小学生を含む4人の子どもを育てている女性と話す機会がありました。
その方にこの話をすると、
「1日2時間くらいは、絶対に作れますよ」
と、はっきり言い切られたんです。
その言葉からは、「甘えている場合じゃないですよ」という気迫が感じられました。
では、本当にそんなふうに時間を作ることはできるのでしょうか?
ポイントは、「空いた時間にやる」のではなく、「あらかじめ学習時間をスケジュールに組み込む」ことです。
例えば、「夜、お風呂上がりの1時間は勉強に使う」と決めてしまう。
そして、そのことを家族にも伝えておくと、勉強時間中の干渉をぐっと減らすことができます。
そのようにして確保したまとまった時間には、集中力が必要な作業、例えばパソコンを使った学習などを進めます。
さらに、移動中や待ち時間など、ちょっとした隙間時間を積み重ねていけば、思っている以上に多くの時間を確保することも可能です。
実際、翻訳講座を受講している多くの方々も、最初は「時間が足りるか不安」とおっしゃっています。
でも、日々の習慣や時間の使い方を見直すことで、しっかり学習時間を捻出できているんですね。
どれだけ忙しくても、やると決めた人は必ず行動します。
少し耳が痛いかもしれませんが、大事なのは「できるか」ではなく「やるか」なんです。