あなたは「お疲れ様」という表現をどのような状況で使うだろうか?
職場で、自分より先に帰宅する人に向かって「お疲れ様です」と言ったり、仕事を終わって会社を出るときに、まだ残って仕事をしている同僚などに「お疲れ様」と言ったり、「やあ、こんにちは。」くらいの気軽な挨拶として「お疲れ様」と言ったり。
いつでも誰に対してでも使える無難な表現である。
しかしなぜか、「お疲れ様」という言葉には「あなたは疲れていますねえ」という意味はない。どちらかと言えば、「ご苦労様です。」とか、「なかなかいい仕事でしたよ。」という意味合いだ。
だから、「お疲れ様」と言いたいときに、英語で「You are tired.」などと言えば、「余計なお世話だ!」と反感を買ってしまう。
では、日本語の「お疲れ様」は英語ではどう表現すればいいのか、3つの例文を通じて説明しよう。