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「時間がない!」を言い訳にしないスケジュールの管理法

「勉強したい気持ちはあるけれど、時間が足りない」そんなふうに感じたことはありませんか?

平日はフルタイムで働きながら、家のこともきちんとやりつつ、その上で学びを続けて成果を出している人がいる一方で、気がつけば時間が過ぎてしまい、勉強にあてる時間が取れないまま、「やっぱり時間がない」と繰り返してしまう人もいます。

この差は、一体どこから生まれているのでしょうか?

「家族のサポートがあるから?」
「誰にも邪魔されない環境だから?」
「もともと頭の回転が早いから?」

もちろん、そういった要素も少なからず影響します。

けれど、それだけで結果が決まるわけではありません。

他人の状況をうらやんでも、現実は変わりませんよね。

大事なのは、自分の今の環境の中で、どうすれば最大限の成果を出せるかを考えることです。

では、「やる気はあるけれど時間がない」という悩みから抜け出すには、何をすれば良いのでしょうか?

その答えはとてもシンプルです。

「時間ができたら勉強する」ではなく、「まず勉強の時間を先に確保し、その他の用事はそのあとで対応する」というように、時間の使い方そのものを根本から見直す必要があります。

この考え方を紹介しているのが、『7つの習慣』の著者であるスティーブン・R・コヴィー氏です。

彼はこのことを「バケツと石」のたとえ話で説明しています。

バケツ:あなたが持っている時間
石:日々の予定や行動、タスク

さて、あなたがバケツにこれらの石を入れるとしたら、どんな順番で入れますか?

もし、小さな石から入れていくと、すぐにスペースが埋まってしまい、大きな石を入れる余地がなくなります。

すると、重要なことが後回しになってしまい、「また今度やろう」と先送りしてしまうことに。

では、どうすれば大きな石も小さな石も両方バケツに収めることができるのでしょうか?

答えは簡単です。

「最初に大きな石を入れてから、 そのすき間に小さな石を詰めていく」

こうすれば、バケツ=あなたの1日の時間を無駄なく使うことができます。

「時間ができたときに…」という考え方をしているうちは、本当にやりたいことに時間を使うのは難しいままです。

まずは、最も大事なこと、たとえば英語の勉強に使う時間を最初にスケジュールに組み込みましょう。

その上で、その他の予定を組み立てていく。

そうすることで、今まで「無理」と思っていた学習時間も、自然と確保できるようになってきます。

 

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