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「間違いを直す」のは逆効果?英会話の上達が驚くほど遅くなるレッスンの受け方

英会話レッスンの上達法を表現した画像。左に「完璧よりも」、右に「話す量!」と書かれ、アウトプットの重要性を強調している。

英会話のレッスンを受けているあなたに、ひとつ質問をさせてください。

上達が早いのは、次のうちどちらのスタイルだと思いますか。

  1. 話すたびに講師に間違いを細かく直してもらい、正しい英語をその場で身につけていく。
  2. ミスをしても指摘は後回しにして、とにかく言葉を出し続けるように促してもらう。

少し時間を取って、どちらが効率的か予想してみてください。

直感的には、1のスタイルの方が正確な英語が身につきそうですよね。

間違ったまま話し続けても、変な癖がついてしまうのではないかと不安になる気持ちもよく分かります。

しかし、驚くことに実際に早く上達するのは2のスタイルを選んだ人なのです

なぜ、間違いをすぐに直さない方が良いのでしょうか。

大きな理由のひとつは、修正のために会話が途切れると、純粋にアウトプットする時間が削られてしまうからです。

せっかくのレッスンなのに、説明を聞いている時間ばかりが増えて、練習量が不足してしまいます。

さらに深刻なのが、いちいち指摘を受けることで「間違えるのが怖い」という心理的な壁ができてしまうことです。

この恐怖心こそが、英会話の上達を妨げる最大の天敵といっても過言ではありません。

普段の日本語の会話でも、言葉遣いや文法を細かく指摘されたら、話す気力が失せてしまいますよね。

それが慣れない英語であればなおさら、自分の表現に自信が持てなくなり、完璧主義に陥ってしまいます。

結果として、発音や文法が100パーセント正しくなければ口を開けなくなり、沈黙が増えてしまうのです。

一方で、多少のミスには目をつむってどんどん話すことを推奨されると、自然と会話が弾むようになります。

「伝わった」という成功体験が積み重なると、英語を話すこと自体が楽しくなり、自ずと学習のサイクルも加速していきます。

もちろん、アウトプットするだけで自主学習を疎かにしては、表現の幅は広がりません。

レッスンの外側で、新しい単語や構文をしっかりインプットする努力は必要です。

しかし、いざ実践の場に立ったら、細かいことは気にせず「どれだけたくさん話せたか」を重視した方が、最終的には大きな成果を手にできるのです。

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